2010年には｢医療法人優和会｣を設立し、デイサービス部門、ケアプラン部門を統合いたしました。 これにより波佐見町及び近隣の地域医療・介護を末長く支えていける体制を整えることができました。

豊かで便利な現代社会は、環境汚染、食習慣の変化、生活習慣の変化などにより老若問わず、様々な病気や体の不調を抱える方が増加しています。 また、今後さらなる超高齢化社会の到来が予想され、医療と介護と健康増進を統合した幅広い医療と介護サービスが求められています。

｢優和会｣は皆様の一番身近な窓口として、これらの医療と介護の問題に取り組んでまいります。 また、地域医療機関の連携及び介護事業所のネットワーク等を十分に活かして、皆様のニーズに応えてまいります。

これからも職員一同、優和の精神（優しさと調和）で努力を続けてまいりますので、皆様のご指導・ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

現代医学を診療の中心に据えながら、伝統東洋医学（漢方と鍼）を融合させて、21世紀の統合医療を目指しています。現代医学は診断には強いですが、慢性疾患（特に喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症などのアレルギー疾患）等の治療に弱点があります。漢方治療と鍼治療(東洋医学)はその点を補うことができ、また風邪などの急性病でも存外の効果を出すことが稀ではありません。日本内科学会総合内科専門医（現代医学）と日本東洋医学会漢方専門医（東洋医学）としての経験と知識を用いて、患者さんの状態に合った最適な治療を行います。

近隣の病院の協力を得て、「安心ネットワークシステム」を作りました。
より高度な検査と治療が必要な方はすぐ紹介させていただきます。
また、これらの医療機関とは「あじさいネット」（長崎域医療連携ネットワーク）で結ばれており、患者さんの情報を共有化していますので、安心して検査や治療を受けることができます。

波佐見町における地域医療の観点から、往診や在宅医療に積極的に取り組んでいます。体調がとても悪く、病院に来られそうもないとき、また在宅での療養をお考えの際は、お気軽にご連絡ください。これまで、在宅での終末期医療を行ってきました。数多くの患者さんを御自宅でお看取りさせていただきました。

また、在宅支援診療所として、在宅での療養を望む患者さんを訪問看護師と協力して、応援していきます。ご自宅で人生の最後の日々を自分らしく生きたいと考えている患者さん、ご家族を支えてまいります。

生活習慣から一緒に見直していきます。
病気を改善していくのは、自分自身です。
病気を予防し健康な身体の状態を維持する、その基盤となるのは日々の生活の見直し、改善です。そのための働きかけをいたします。

電子カルテシステムを導入し、患者さんにもご自分のカルテをコンピュータで一緒に見て頂きながら診療を行っています。それにより、診療後の待ち時間も約半分に短縮されました。また、WEB問診やオンライン診療など、時代と患者さんのニーズにあわせて積極的に導入しています。

待合室

診察や会計などを、お待ち頂く部屋です。健康に関する諸説等読み物をご用意しておりますので 自由にご覧ください。天井には竹炭を塗っています。（空気清浄作用あり）

受付

玄関を入るとスタッフがお迎えします。 診察券はこちらに提出してください。

処置室

血圧検査、採血、点滴等を行います。
天井には竹炭を塗っています。
（空気清浄作用あり）

レントゲン室

胸部、腹部のレントゲン写真や腰椎、関節の撮影を行います。

消炎鎮痛処置室

湿熱療法や電気治療、ウォーターベットなどで多くの方が抱えている肩や腰・ひざの身体痛みを和らげ、活動的な毎日が送れるようにお手伝いします。

運動療法室

専門インストラクターが生活習慣改善のために運動指導を行います。